The Waste Round of ArsMagna21

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アルスコンビネーター* 矢萩邦彦 Portal Site
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The Waste Round  始動。

戦後60年が過ぎ、「戦争を知らない子ども達」のさらに子どもとして生まれた僕らは、もうその「荒地」を見ることは出来ない。しかし、いまだ浮遊する「荒れた周辺」の時間の中で、僕らはまた、何かを見失っている気がする。その時代の荒地を探して、そこから僕らは夢想する。果てしない拡散の彼方で、小さな石が、新しい波紋を起こす。それはもう、とうに意志から離れて、自然の一部にすらなってゆく。鮎川信夫の声も涙もなき喪失の果てで、もう一度エリオットの笛の音を。

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いつかの約束を、覚えていますか?


僕らは拡散する。

熱力学第二法則。
約束を忘れてしまうように、
あんなに想った情熱は放射して、愛は冷めてしまうのか。

あの頃、何にも分からなかった僕は、自分勝手に愛して、
永遠を願って、傷つけて、傷ついて、
独りになった。

きっとお互いに、失わなければ分からなかった。
そう思わなければ、未来がなかった。

それでも昇る太陽と、太陽に向かう木々は、都市の喧騒にも負けず、
人間のエゴにも破壊にも負けず、僕を見下ろしていた。

僕らは、見失っただけ。
きっといつか、ああ、ここにいたんだねって。
微笑んで、目を閉じる。

The Waste Round 二曲目は、
刹那に離れても、同じ空の下で生きていくための愛の歌です。

『NEVER.』

(詩:ヤハギクニヒコ/曲:イシムラヒロユキ)


動き出す街 白い息で 隠した傷跡
冷たい朝も 強がれたのは 君に逢えたから
少しずつ でも確実に次の季節は近づき
僕はまた戸惑うけれど 強くその手を握った

吹き抜ける真白な風に 繋いだ指先離れないように
儚いほど響く足音も あの日の未来に届くように

ありふれた嘘 通り過ぎた誰か 君に降る雨
気づけなかったことばかりだけが 胸の奥で啼く
いつのまにか はしゃぎすぎて 君を見失った夕暮れ
もう戻らない時間の中で いつか話した夢を見た

どこまでも続く街路樹よ 僕らを明るい方へ導いて
深くつきすぎた足跡を 静かに木の葉で埋めてくれ

見上げれば同じ空がある
信じているから僕は風になる
約束のあの場所の先へ
何度も振り返りながらも
明日はどこまでゆけるかな
明日はどこかで君に逢えるかな

止まることのない拡散の果てで
僕らは一つだよね――

いつまでも never end...

(原作:1999 StylishAvenue 『NEVER SAID IT WAS GONNA BE EASY』)

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あなたの蹴っている「それ」はなんですか?


僕らは蹴る。

それは、意志か、遺志か、ただの石か。
誰かの想いなのか、自分の思いなのか。
過去なのか、未来なのか、今この瞬間なのか。
精神なのか、物質なのか。
意味があるのか、無意味なのか。
僕らは、無意識に、時に意識して、それを蹴る。

そしていつか蹴ったことすら忘れて(たまに思い出して)、生きていく。

あの日の僕と決別するために、
僕はこの詩を書きました。

パラレルワールドに「あきらめた僕」を置き去りにして、
僕は、未来を取り戻す。

The Waste Round 最初の一曲は、
そういう覚悟と希望の歌です。

『石』

(詩:ヤハギクニヒコ/曲:タカムラワタル)


もしも、僕と向かい合ったなら、
何か大きな陰を、背中に感じるのだろうか

何気なく、僕は石を蹴る
どこまでもどこまでも石を蹴る
やがて、僕の石は思いもよらない方へ転げて
もう届かない


それは、自然主義のこの国じゃ、
仕方がないことで、きっと偶然ですまされるのだろう

何気なく、僕は年をとる
なるべく気付かないように年をとる
やがて、僕はいつか思った通りの大人になって
もう戻らない

たぶん、僕の背負ってしまった陰は、
叶えなかった夢と、良心への呵責なのだろう

でも、あの時の石は、きっとどこかで、あの時のまま
僕があきらめただけ
僕があきらめただけ
僕があきらめただけ

(原作:2008ヤハギクニヒコ『僕らが見えなくなるまえに』)

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みなさまへ。

◆楽曲の使用について

The Waste Round の全ての楽曲は、陽の目を見るのをひっそりと待っています。使用を希望して下さる方は御気軽にお問い合わせ下さい。他ジャンルとのコラボレーション、大歓迎です。

◆感想やご意見など

もし、僕らの楽曲を聴いて何か思われることがございましたら、是非聞かせて戴ければ幸いです。

Member

ヤハギクニヒコ

声・言葉・世界観

200306yahagi00.jpg

愛してるって伝えるために「愛してる」なんていったらおしまいなんだ。

タカムラワタル

ギター・ベース・プログラミング

200306takamura00.jpg

詩先の方が良いね。言葉から音楽を、世界を構築するっていう。

イシムラヒロユキ

ピアノ・シンセサイザー

200306ishimura00.jpg

映画のサントラみたいに、それぞれのシーンで浮かんでくる曲が出来たら最高だよね。

News

8月11日LIVEonWIREにて、1stシングル『石』発表!

ヤハギクニヒコのBETWEEN THE SHEETS番組内にて、本邦初公開!